分光ヘイズ&反射率
ヘイズは、拡散的に散乱された光と全透過光の割合です。透過光の(直接)正反射部分は、光トラップディスクが開状態の場合、トラップに吸収されます。この状況では、収集されたスペクトルは透過光の散乱部分のみを分散させます。トラップディスクが閉じている場合、測定スペクトルは全透過光で構成されます。
測定原理と基本レイアウト:
- 光源は長寿命キセノンランプ
- 二股石英ファイバーバンドル:中心バンドルと外側バンドル
- 外側バンドルのファイバーは光源モジュールにSMAコネクターで接続される
- 光がサンプルの均等照射に対して外側リングに送られ、反射が中心ファイバー(スリットで終端)で収集され、高分解能検出器に伝えられる
特徴
- 非破壊・非接触の測定法
- サンプルの準備が不要
- マッピング:X-Y、Rho-Theta、Combo X-Y & Theta
- 高分解能
- 高速データ取得&評価
- 高感度、CCDまたはOMA NIR検出器
アプリケーション
IGZO電気特性評価
IGZO
ディスプレイ(FPD)分野向けの最先端の活性層の1つです。しかしこのプロセスの微調整は、層の特性を最高に保つため非常に正確な測定が必要です。セミラボのµ-PCRとシート抵抗の接触測定を用いると、パネルのマッピングを、妥当な速さで実行でき成膜の不適切な設定の表示・さらなる最適化のオプション設定が可能になります。µ-PCRでデバイスの移動度に関連するパラメータ(振幅)を特定できるだけでなく、他の層品質パラメータ(マイクロ波応答の減衰曲線から計算される)も計算できます。
製品ラインナップ
FPT
FPTシリーズは、フラットパネルの検査と特性評価に専用のシリーズです。この製品は、第10.5世代までのLCDパネルとAMOLED TFTパネルの特性を評価できるよう設計されています。複数の測定プローブを1台のプラットフォームに組み合わせることができ、正確・高速なモーター駆動ステージと可搬重量により、フラットパネルの全表面を高精度で測定できます。